2年たって、ようやく理解できること(J’ai compris beaucoup de choses après 2 ans)

昨日も書きましたが、2年たつと、カメルーンの文化や常識、事情なんかがよく分かってきて、今なら理解できるとか許せるということが多くあります。 例えば、前の配属先について。以前は、昨日も書いたように「なんだこの偽善団体は! 地域のために活動しているとか言いながら、私利私欲のためにしか活動してなくて、嘘っぱちじゃないか!」と思っていました。でも、グループの格で言うと、前の配属先はAssociat…

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協力隊のジレンマ(Le dilemme des volontaires)

前に隊員仲間の1人としゃべっていた時のこと。彼は配属先の状況をよくするぞと熱い気持ちを持っていて、精力的に活動していたそうです。でも、なぜ彼が熱いのか、真剣なのかが同僚たちはよく理解できず、「ただの厳しい人」のように同僚たちに思われ、彼と同僚たちの間で問題が起きたと言っていました。 これと似たようなことを僕も経験しています。それは前の配属先でのこと。赴任当初というのは、カメルーンのことは何…

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肉を食べること(La consommation de la viande)

昨日の続きです。 エコロジカル・フットプリントを食生活だけに特化して考えると、肉を食べるというのは環境に負荷をかけます。例えば牛はかなり効率が悪いようで、詳しい数字は忘れたけど、牛を1頭食べるのに、牛1頭の何倍もの量の餌を与えなければなりません。そうすると、牛を食べるより、その餌の穀物を人間が食べる方が効率がよくて、環境にも優しいことになります。また問題は、牛の餌を生産するためにアマゾンな…

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エコロジカル・フットプリント(Ecological Footprint)

前にどこかでエコロジカル・フットプリントの話を書いたかもしれません。これは、生活していくために、人間が1人当たりどれくらいの土地を必要とするかを算出した数値です。もちろん、家のスペースとかそういうのじゃありません。お米を1人年間50kg食べるとしたら、どれくらいの田んぼの面積が必要かとか、そういう人間が生きていくために必要なもの全てを計算した数値です。 エコロジカル・フットプリント・ジャパ…

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畑仕事2(Les travaux des champs 2)

今日は隣の家に住む奥さんの畑に行きました。彼女はマニオック(キャッサバ)、トウモロコシをメインに、植えています。販売用ではなく自家消費用。 畑への出発前。3歳の子供も一緒。なぜかまるで北国に行くかのような格好。 家から1.5kmぐらい。こちら彼女の畑。 今日、彼女はまだ植えていない場所を耕してマニオックとトウモロコシを植え、僕は雑草抜きの手伝いをしました。 …

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マラリアに対する蚊帳の効能(L’efficacité de la moustiquaire contre le paludisme)

マラリア予防のために蚊帳の中で寝ることは大事だと言われています。日本から蚊帳を運んで無料で配布するプロジェクトもあるとかないとか。でも、マラリア対策の中で蚊帳がそれほど効果的かというと、ないよりはいいけど、絶対的な効果はないと思います。 マラリアを媒介するハマダラ蚊は夕方17時~翌朝7時くらいに飛び回ります。もしこの時間帯にず~っと蚊帳の中にいるなら、蚊に絶対に刺されないので、一生マラリア…

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今日考えたこと(Ce que j’ai pensé aujourd’hui)

今日は前に石けんセミナーで50人もの人が集まった隣の郡の村に出向いて、マヨネーズの作り方セミナーを行いました。今日も30人ぐらいの人が集まってくれて、ちょっと失敗があったものの盛況に終わりました。ちょっと失敗というのは、最初、村の人が用意してくれたウフ・ドゥ・ビラージュ(œuf de village・村の鶏が産んだ栄養価の非常に高い卵)を使ってやったのですが、黄身が濃すぎてうまく混ざら…

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自分の専門性(Ma spécialité)

今日は、今カメルーンに来ている開発コンサルタントの方とお話する機会がありました。 「帰国後は国際協力の分野で」と思ってはいるものの、その分野は広い。日本の大学などで研究する人、国連や国際機関で働く人、JICA関連で働く人、日本の地方自治体の中で国際協力に貢献する人、NGOで働く人、協力隊などのボランティア、そして一般企業やタイトルの開発コンサル会社もそうです。 開発コンサル会社とは何…

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帰国時ハンドブック(Manuel de retour au Japon)

昨日来た2人から、首都からの預かりものということでこれを受け取りました。 「帰国時ハンドブック」です。ただ、最近やっと活動も乗ってきたところなので、僕としてはまだまだ帰国というモードではなく、なんか遠い世界の話に感じますが、帰国が徐々に迫ってきているのは事実なようです。 ちなみに、カメルーンを発つのは6月22日の夜9時。スイス・チューリッヒを経由して、24日(木)の朝7 時5…

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ゆったりとした時間の流れの中で(Dans le temps à l’aise)

最近、カメルーンの色んな部分をいとおしく感じます。特にその適当な部分は心地いいぐらいです。 例えば、首都でタクシーに乗ります。でも、いきなりわけの分らない場所で止まることがあります。運転手はそこで降りて、僕はタクシーの中で置いてきぼり。何かと思えば、運転手が道端の商人からお菓子を買って携帯のクレジットをチャージして雑談しているのです。長距離バスでも、お客さんを乗せて出発してからガソリンを入…

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