2010年06月22日

バタバタの出国。そしてありがとうカメルーン。(Le départ à la hâte. Et merci, Cameroun.)

今日は朝から荷造り。スイス航空で認められている荷物は23キロが2つまで。しかしそれでは絶対に入りきらないので、追加料金を払うつもりで1つ荷物を増やし、3つ計69キロで帰ろうと思います。荷物を送るよりも追加料金の方が安いのです。

しかし、任地からの引っ越しの際に、ある程度荷物を分けていたつもりでしたが、いざ重さを測りながら詰めるとこれが全然うまくいかない。ず〜っとやっていたけれども全然まとまらず、時間は午後4時に。空港への出発時間は5時15分。やばい。。。

そして周りの人もこれはやばいと思ったらしく、隊員や見送りに来てくれた調整員さんの奥さんなど、みんなに手伝ってもらい、ようやく5時、3つの荷物ができあがりました。いやぁ、冷や汗ものというか、頭もフル回転で疲れました。みなさんにはご迷惑をおかけました。

そして、隊員のみんなとお別れのあいさつをした後、みんなに見送られて空港へ。スイス航空は対応がとても優しく、3つ目の荷物も追加料金払って問題なし。手続きもスムーズ。さらに、ヤウンデ‐チューリッヒ間だけですが、ビジネスクラスにしてくれました〜!! これは嬉しい! 3人で「2年間のご褒美だね」と言って喜びました。

そしていよいよ、空港まで来てくれた人々とも最後のお別れ。でも不思議と、そんなに悲しくない。いや、別れるのは悲しいんですよ。でも、3月に同期2人を見送ったのですが、その時の方が悲しかったです。去られる方が去るよりも悲しみが倍増するみたいですね。

そしてついに飛行機が離陸。2年間住んだカメルーン。2年間の協力隊生活も今日で終わり。正直悲しいし、さみしいけど、でも清々しい気持ちもあります。やることはやった、そんな感じです。


2年間は長いようで短いような、よく分かりません。
最初は辛かったです。電気、水道がなく、隣の人家が2キロ先、一番近い店が20キロ先という完全に孤立した世界。それにプラスして配属先との人間関係。物理的にも精神的にもきつく、よくうつ病で帰国しなかったなと、自分のタフさに今さらながら感動します。
任地変更した後も、隊員の中では生活環境は最も厳しいレベルでしたが、でも特に人間関係が大きく改善されました。ンゴクサ村の人々は本当に優しくて理解のある人々でした。とてもありがたいです。
そして自分自身も2年目の余裕が生まれてきました。協力隊経験の中で一番大きいのは、文化、常識、考え方、そういうものが全然違う世界に住みながら、そういう人たちと一緒に働くことじゃないでしょうか。簡単に書くと異文化間コミュニケーションとなるかもしれませんが、自分の視野も大きく広がったし、とても貴重な経験でした。
自分自身、カメルーンに来てどう変わったのかは、改めて考えて、また書いてみたいと思います。

今はただ、清々しい気持ちで、
「ありがとうカメルーン」
その一言だけです。
2年間、ありがとうございました。


カメルーンからの最後の写真はJICA事務所近くのレストラン。
ここのお昼ご飯がおいしいのです。

今日のお昼に食べたカメルーンでの最後の食事。ンドレというカメルーン料理。1皿300フラン(60円)。
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このおばさんが作っています。レストラン前で撮影。
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食後はこのおじさんが切るパイナップルを食べます。カメルーンは本当に果物がおいしかったです。1切れ100フラン(20円)。
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最後は空港から見たカメルーンでの最後の夕日。
カメルーン、ありがとう。そしてまたいつの日か。
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2010年06月21日

自分の居場所(Ma place)

この日は午前中に日本大使館を表敬。大使に活動報告を行いました。

そして午後にはJICA事務所で面談。所長、調整員さんと2年間の活動や今後のことなどを話しました。

今日の予定はこれだけ。残りの時間はずっと報告書を書いていました。帰国までにJICAに提出せねばならないのです。6月に入ってからはず〜っとバタバタだったので、実は今朝から書き始め、夜の11時、ようやく書き終わりました。たった1日で書きました。でも、手抜きじゃなくてちゃんと満足に書けましたよ。


さて、明日の夜9時には飛行機が出発。
いよいよ、本当に帰国です。

なにか今はただ不思議な感じ。カメルーンの当たり前の風景も、もう見られない。

そして少し怖い。
カメルーンでの生活が当たり前になりすぎて、当り前の日常を失うのが少し怖いです。カメルーンでは自分の居場所を見つけて、ここで根を張って生活できたと思います。日本ではまたゼロから。カメルーンには僕の居場所がありました。日本では僕の居場所は見つかるでしょうか。

帰国前夜、こんなことを思いました。
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2010年06月19日

みんなでサッカー観戦、そして送別会(Regarder le match ensemble et Fête d’au revoir)

帰国まで4日、もうたったの4日!
全く実感がないし、信じられませんね。


さて、この日はまずお土産用の服を仕立て屋さんに取りに行きました。

カメルーン生活の中の楽しみの1つとして、自分のオリジナルの服を作るというのがあります。服を作るにはまずは布選びから。カメルーンには布屋さんがいっぱいあります。そして布の柄もものすごい種類があります。そこで気に入った柄の布を選び、その布を仕立て屋に持って行って、オーダーするというわけです。

こちら布屋。
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こちらは仕立て屋の様子。
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そうして作った服は世界に1つだけの服になります。これはカメルーンの文化とも言えるかもしれませんね。カメルーン人もオリジナルの服を作るのが大好きです。今回は、家族へのお土産用にカメルーンの布でカメルーンの日常衣装を頼んでいました。


さて、午後はサッカー観戦。この日は日本対オランダ戦。夜に行われる僕ら帰国隊員の送別会のためにすでに多くの隊員が上京していたので、みんなで見に行きました。結果は負けたけど、日本、善戦しましたね。

ヤウンデ屈指のカフェにて観戦。
画面の左前、オランダ人も3人いました。
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そして夜はいよいよ僕ら20年度1次隊の送別会。隊員全員と事務所の方々、そして大使館からも何名か来ていただきました。とても暖かい送別会でした。

そしてそして、その後は2次会、3次会。3次会は調整員さん宅でカラオケ。夜明けまで大盛り上がりでした。
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2010年06月18日

行事も少しずつ(L’événement petit à petit)

今日は朝から行事が目白押し。

午前中は省庁訪問。農業開発省のお偉いさんを訪れました。フランス語の活動報告書を提出して、2年間どうだったかなどお話しました。

午後からは交通安全委員会。これは隊員の交通安全に関するもので、数名の隊員が委員となっています。僕も実は交通安全委員会のメンバーなので、この話し合いがありました。

夜は、今回帰国する僕ら3人の隊員が調整員さんの家にお呼ばれしてご馳走をいただきました。日本食でした。めっちゃおいしかったです!
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2010年06月17日

ンバルマヨでテニス(Tennis à Mbalmayo)

今日は首都から南に約1時間の町、ンバルマヨに遊びに行きました。ここには隊員2人が働いています。そして、この町にはなんと無料のテニス場があるのです!

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帰国前のひと時。さわやかにテニスをしてとても気持ちの良い1日でした。ンバルマヨのIにY、そして首都から一緒に行ってくれたW、どうもありがとう!
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2010年06月16日

サバアレ!(Ça va aller!)

今日は銀行口座の閉鎖、ユーロへの換金、フランス語報告書の作成などをしました。

さて今日、カメルーンでの夢が1つ叶いました!
前に書いた、「カメルーンでやり残したこと」の1つ。そう、首都の韓国料理屋でサムゲタンをついに食べました!

そんなのさっさと食べればいいじゃないかと思うかもしれませんが、サムゲタンは調理に時間がかかるので前日に予約を入れないといけないのです。でも、前日から「明日は韓国料理屋」と決めるケースも少ないし、それに1人じゃ食べられないし。

今日もいつも通り、首都にいる隊員たちと夕方の5時頃に韓国料理屋に行くことが決まりました。普通ならサムゲタンはあきらめるところですが、一応電話してみました。
「今晩行きますが、サムゲタンは今から作れますか?」
そしたら、
「うーん、まあ、サバアレ!」

サバアレはフランス語でça va aller、意味は「何とかなるんじゃない?」ぐらいな感じ。さすがカメルーン。レストランでこの対応は日本じゃ見られないですね(笑)。この適当さ加減がカメルーンのいいところですね。

そして半信半疑で行ったのですが、サムゲタンはちゃんと準備されていました。味は最高! めちゃくちゃうまかったです! 1つ、カメルーンでの夢が叶って幸せです!
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首都でもバタバタ(Très chargé même à Yaoundé)

昨日、ついに任地を引き払って首都の隊員連絡所に引越をしました。

10日にフェット兼セミナーを村で開催し、それまではそれの準備で大忙し。そして昨日の引越までは引越の準備。
でもこれがなかなかはかどらない(嬉涙)。
というのも、「最後に食事しよう」と誘われたり、14日は世紀の「日本対カメルーン戦」があったりとイベントも盛りだくさん。
ということで、売れる物は売って、あとはとりあえず荷物を詰めて、結構バタバタで任地を出てきました。

さて、「首都に来たらあとは帰国までのんびり1週間」かというとそうでもない(泣涙)。
日本語とフランス語の報告書の執筆、引継資料の作成、省庁や大使館の訪問、交通安全委員やら村落分科会やらの隊員間の会議、銀行閉めたりなどの具体的な帰国の準備などなど。

と、こんな感じでやることがありすぎて、「『はい、だめ〜。まだ終わってないぞ! あと5日間残れ!』とかって言われないだろうか?」と本気で心配です。ちゃんと帰れるかな?

まあ、フェット兼セミナーもバタバタしながらもなるようになったし、今回もなるようになるかと思っています。体調だけは壊さないようにがんばります!
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2010年06月15日

サヨナラ、ンゴクサ村(Au revoir, Ngoksa)

昨年の9月から約9ヶ月間住んだンゴクサ村。急な任地変更だったので、村の人にとったら「いきなり外国人が来た」という感じで相当驚いたことでしょう。でも嫌がらせもなく、無視されるでもなく、本当に暖かく受け入れてくれました。

僕の任地に遊びに来た隊員がよくこんな風に言ってくれました。
「ここの任地の人たちは本当に人がいいね〜」って。
本当にそう思います。
みんな真面目だし、発展するために真剣だし、優しいし、変にすれてないし、子供たちもみんな本当に純粋です。いい村だと思います。

でも今日が村から首都の隊員連絡所への引越の日。
みんなとのお別れの日です。

写真でまとめたのでご覧ください。


僕が住んでいた家。
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一緒に住んでいた憲兵。
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彼が飼っていた猫たち。シロとタロウ。とても癒されました。
今は別のところに住んでいるのですが、昨日の夜、僕に会いに来てくれたのか、家に来てくれました。
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こちらは隣の家の飼い犬、クロ。とても僕になついている犬。こいつにも癒されました。
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昨日の夜。その隣の家の家族と食事。こうしてよく食事に誘ってくれました。
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その家族の子供たち。
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こちらは向かいの家の家族。ここの家にもよく食事をいただきました。
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向かいの家の子供たち。めちゃくちゃかわいいです。
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今日の朝、村で食べた最後の食事。向かいの家にて。
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食事のあと、クロに首輪のプレゼント。
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彼がアボモ。向かいの家の主人。彼の協力がなければ僕の活動はありませんでした。彼こそ、本当のボランティアです。
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アボモのお兄さん。モトの運転手。運転がすごくうまいです。よく利用しました。
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今日の朝。予約していたタクシーを待っている間に、村のバーにて。
白い飲み物は地酒でもあるヤシ酒(パームワイン)。
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いよいよ車が来ました。荷物を積みます。
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しかし、村から幹線道路に出るまでの道はとても悪い。
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近所の子供たちを呼んで押してもらいます。
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こうして無事に幹線道路へ。

そこから1時間ほど。こういう丘が見えてきたら首都のヤウンデはもう間近。
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ヤウンデの入り口。交通量が増えて砂埃もすごいです。
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と思いきや変な車を見かけたのでパシャっと1枚。
こんな変な車も今日で見納めですかね。
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ということで村を離れて、ついに首都に上がってきました。
やはりとても寂しいです。

さようなら、ンゴクサ村。
そして、本当に本当にありがとうございました。
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2010年06月14日

日本対カメルーン、村で観戦(Le match Japon-Cameroun, regardé au village)

ついにこの日がやってきました!
サッカーワールドカップ、日本対カメルーン戦。

10日のセミナーの後は、帰国準備のためにいつでも首都に引き上げてよかったのですが、この世紀の一戦だけはどうしても村で、みんなと一緒にみたい、そう思って首都への引き上げ日を明日15日に設定しました。

見た場所はここ。村のブティック(お店)の1つ。
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観戦の模様@
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観戦の模様A
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観戦の模様B
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一緒に見ていた人は10人ぐらい。みんな当然カメルーン人。

試合開始前の会話。
カメルーン人「ナカタは出てるの? スズキは?」
僕「いやナカタは辞めた。スズキは出てないよ」
カメルーン人「じゃあ誰が出てるの?」
僕「いや、知らない」

そんな感じで試合開始。
まずは前半、日本のホンダの先制ゴール!
でも、その瞬間が僕はよく見えませんでした。まあ、村のテレビですからね。ザラザラで画質が粗いのです。
隣の人が「日本が決めたよ」って教えてくれて、「えっ? あっそう」みたいな反応をしました。めっちゃ嬉しかったのですが、さすがに「よっしゃー!!!」みたいなリアクションはできません。アウェイですからね。みんなの気分を害するのも嫌だし。

それにしてもホンダの名前はバイクメーカーと同じなのでさすがにみんなすぐに覚えました。
「日本は、スズキ(2002年大会でゴールを決めた選手)の代わりに今度はオンダ(Hondaはフランス語ではオンダと発音します)入れてきたな〜」とみんな面白がっていいます。

そして今度はテレビが岡田監督を映します。
「Takeshi Okada」とアナウンサーが言った瞬間に、みんな「おお〜!!」という反応。
そうなのです。僕の名前も「Takeshi」なのです。
「お前の兄弟か? 家族か?」とみんな盛り上がります。

しかし、後半に入ってもカメルーンはノーゴールのまま。特に後半の最後の方はカメルーンが攻めまくったのですがゴールならず。みんな頭を抱えてくやしがります。

そしてそのままゲームセット。みんながっかり。僕もかなり居心地が悪い。
正直、勝つとは思いませんでした。できれば引き分けぐらいで終わって、お互いに健闘をたたえあって、試合後は楽しく飲む、みたいになればいいと思っていたのですが…。
日本まさかの勝利で、内心はめっちゃ嬉しいけど、なんか複雑な気分。

でもカメルーン人はみんな穏やかで、すぐに、
「まあ、ワールドカップに来ているチームはどのチームも勝ちに来ているからね。日本だって当然勝ちに来ている。まあ仕方ないね。おめでとう」と言ってくれました。優しいですね。

ということで村でのワールドカップ観戦記でした。
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2010年06月13日

最後の日曜日(Le dernier dimanche au village)

村で過ごす日々もあと2日。

今日は日曜日ということで教会に行ってきました。村ではキリスト教徒がほとんどで、毎週日曜日はミサの日。僕はキリスト教徒ではありませんが、今まで何度か行ったことがあります。カメルーンの人々、その辺りは全然気にしません。異教徒でも受け入れてくれます。

僕の家から教会までは2キロほど。こうして教会に向かいます。
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こちら村の教会。
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教会の中。牧師さんのお話や、歌・ダンスなど、2時間てんこ盛りです。
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帰りに撮った1枚。右手前の3,4歳ぐらいのとてもかわいい子供。こんな小さい子供でも家のお手伝い。例え少量でも、自分で運べる分の水は運びます。
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この日は、ンゴクサ村から10キロ以上離れたンコロサナンガ村に招待されたので出かけました。ここの村のグループはとても熱心で、石けんやジャムなど色んな講習会を開きました。講習会後には自分たちで自主的に石けんも作っています。

行って、少しおしゃべりした後、食事をいただきました。左から魚、エスカルゴ、プランタン(食用バナナ)。とってもおいしかったです。
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最後に花の前で記念撮影。この日は天気も良くて、のんびりとできたいい1日でした。
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