2012年07月29日

言語の事情

スーダンに来て早一ヶ月です。
仕事は、事務処理はなんとかこなしているものの、まだまだプロジェクトのことを完全に把握できておらず、手探りでやっているという感じです。早く慣れて、プロジェクトの力になれればと思います。

さて、今日はスーダンでの言葉について。
当たり前と言えば当たり前なのですが、スーダンではアラビア語が公用語で、英語も一応公用語となっていますが、街中では英語を話せる人はほとんどいません。仕事をしている農業省内でも、英語を話せる人は半分もいないと思います。

やはりアラビア語という言語が相当に強い言語なのだと思います。歴史もあるし、アラビア語での書物もいっぱいありますし。スーダンでは、学校教育(小学校〜大学)もアラビア語で行われているそうです。街中で売られている本もアラビア語の本ばかりです。テレビもラジオもアラビア語ばかり。
この状況は、日本と似ているのかもしれません。日本も英語をペラペラと話せる人は少ないし、教育も日本語で行うし、生活も仕事も日本語、書物もテレビも日本語ばかりです。

ただスーダンにも、カメルーンのような200以上の民族とは言わないまでも、いくつかの民族がいます。でもおそらくは、アラビア語だけで会話をしているような気がします。つまり、アラビア語が人々の母語になっているのではないかということです。

もしそうであれば、これはカメルーンではありえないことで、カメルーンではまずそれぞれの民族の言葉があってそれが母語があり、そして国の共通語としてフランス語や英語がありました。でもこの国では、アラビア語は共通語というレベルではなくて、むしろ人々の母語のような気がします。それだけ、昔からアラビア語が浸透しているということでしょうか。すごいですね、アラビア語。

このような言語の事情だけでも、同じアフリカ大陸でも、ところ変われば全然違うのだなと感心します。

さて、そんなアラビア語の国で、僕も少しずつですがアラビア語を身に付けていっています。なんせ、買い物もタクシーも、アラビア語ができないと何一つできませんから。基本的な数字やあいさつなどを中心に、1日1単語を目標に、アラビア語も少しずつ話せるようになればと思います。

でも、その前に英語が至急の課題です!
プロジェクトは英語で行われていますが、4年間使っていなかった僕の英語が相当に錆びついていて、自分でも情けないくらいです。語彙や言い回しも相当に忘れているし、何か話そうと思ったらフランス語がパッと頭に思い浮かんでしまい、それを英語に訳して話しているという感じです。だから会話も遅い。

英語を取り戻して、そしてさらに磨いて、さらにアラビア語も少しずつ身に付けながら、またフランス語も忘れないように維持したい、なんて贅沢でしょうか。

まあまずは、緊急の課題の英語をがんばります!

写真は、ブルーナイル川沿いの景色です。
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posted by まっつん at 23:37| Comment(2) | スーダン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月20日

広大な農地(ゲジラ州への出張)

先週のお話しですが、首都のハルツームを初めて出て、その南東に位置するゲジラ州に出張しました。州都のワドメダニはハルツームから約170〜180キロ離れたところにあり、ここではプロジェクトの稲作の専門家が常駐しつつ、州の農業省と共に州のいたるところで陸稲稲作が進められています。今回、僕はプロジェクトのリーダーに同行しながら、現場を訪れました。

7月10日〜12日の2泊3日だったのですが、「広大な農地」と噂に聞いていた農地を生で見て、首都以外のスーダンの様子や村の様子も見て、おまけに豪雨やハブーブ(砂嵐)も生で体験するという盛沢山の2泊3日になりました。何枚かの写真を紹介したいと思います。

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首都を出て30分でこういう景色に。

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圃場の一つ。見渡す限りの農地。広大です。

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こちらは一般農民のピーナッツ畑の様子。農地の規模がカメルーンや日本と比較すると本当に大きい。

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豪雨がはっきりと見えます。

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こちらは州都ワドメダニでハブーブに急襲された時のもの。写真に撮ると明るくなったのですけど、本当は周り一面もっと茶色でした。

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わずかな日陰で休む農家のロバ。かわいい。

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不思議な光景。水蒸気で地平線に見えるものがゆがんでいるのでしょうか。

スーダンのこと、プロジェクトのこと、色々と実際に見聞きできて、実りの多い3日間でした。
posted by まっつん at 20:43| Comment(2) | スーダン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月07日

ハルツームの街の様子

今日は七夕ですね。ここスーダンでは、残念ながら砂埃で常日頃視界が悪いため、きれいな星空というのはあまり望めないかもしれません。

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こちら、ちょっと風が強く吹いて砂埃が舞っている首都のハルツームの様子。
こうなると遠くまであまり見えません。

さて今週も無事に終わりました。
あっ、先週に書き忘れましたが、僕は首都のハルツームに住みながら、ハルツームの農業省内で働いています。その仕事のことはまたおいおい書くとしまして、まずはスーダンの様子から。

平日は、宿泊先と職場を車で往復するのみなのですが、週末に買い物がてらに少し街の中を歩いてみました。

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こちら近所の様子。週末なので閉まっている店が多くて残念ですね。

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こちらは、歩いて1時間くらい離れたところにあるローカルの大きなマーケット。
雰囲気はカメルーンのマルシェとほぼ一緒です。

先週、「穏やか」と書いたのですが、その印象は今週も同じです。
さすがに街の中やマーケットを歩いたので、「ニーハオ」と言われたりしましたが、すごく好意的な「ニーハオ」が多く、また言われる率もカメルーンに比べたら格段に少ないです。アジア人があまり珍しくないのでしょうか。
よく声をかけられたのが「ファディーガ(と聞こえました)」という言葉と「タマーム(これもそう聞こえました)」という言葉。前者は「友達」という意味らしく、後者は「good」という意味だそうです。

物価高騰で首都ハルツームではデモが起きて、警察と衝突しているというニュースもありますが、住んでいる範囲内はとても平和な印象です。

さて、書きたいことはいっぱいあるのですが、まだ整理しきれていない感じです。まあボチボチと書いていきます。
それではまた。
posted by まっつん at 23:00| Comment(0) | スーダン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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