2010年02月28日

予定通りにいかない社会(La société qui ne marche pas comme prévu)

カメルーンでは予定通りにいかないことが多い。

例えば停電。「今日は村のグループを訪れて、明日はパソコンでレポートを書こう」と思っていても、停電は前触れもなくやってくる。停電すれば、予定通りレポートはできない。そしていつ復旧するかも分からない。

また、僕はずっと井戸生活だが、町に住んでいる隊員は水道を使っている。しかし、この水道がこれまた何の前触れもなく断水するらしい。「明日洗たくしよう」と思っていても、水が出なければ洗たくどころか、料理すらできない。生活が全て予定通りにいかなくなる。

他にも予定通りにいかないことがカメルーンには多い。移動手段もそうだ。長距離移動のバスは何時に出るか分からない。乗客がバスの乗車人数分集まれば出発するからだ。朝9時に出ようと思っていても、12時になることもある。

また、僕の前の任地ではバイクタクシーがとても少なかった。携帯の電波もないので呼び出すこともできない。外出する時は通りかかるまで待つしかない。運よく10分後に通る時もあれば、最大で3時間待ったこともあった。また、「外出しよう」と思っても、雨が降れば土の道ではもうどうしようもない。

余談だが、人もいない何もない荒野で3時間待つのは苦しかった。まあ3時間は1回だけだが、それでもいつも1時間待ちぐらいが普通で、2時間待ちも結構あった。この間僕がすることと言えば、目の前の木に石を投げたり、地面を這うアリを棒で突っついたりするぐらいしかなかった。

とにかく、カメルーンには予定通りにいかないことが多い。

yotei1.jpg
バス停の様子。出発は不定期。

yotei2.jpg
前任地の何もない荒野。2時間誰も通らないここでバイクを待っていた僕は、すでにカメルーン人?

そしてふと思った。カメルーン人は予定を立てて行動しない。約束の時間に遅れることも普通だ。今日なども、「私のグループとも一緒に働いてほしい」と隣村の女性グループから誘いを受け、約束の12時に行ったのだが、誰もいない。2時間待って、ようやくその女性が現れたという具合だ。またお金の使い方も全然計画的でないし、この前なんて、育つのに3ヶ月かかるトウモロコシを雨季の終わる1ヶ月前に植えて、結局大きく育たないまま乾季が来てしまい、全部台無しになったと嘆いている女性がいた。何の予定も立てずに、お金が入ればビールを飲んで、余っている土地と余っているトウモロコシの種があったら植えてしまうのだ。

とにかく、小さなことにせよ大きなことにせよ、カメルーン人は予定を立てて行動しない。

これはなぜかと考えた時に、全てが予定通りに進まないカメルーンの生活が人々をこうさせているのではないかとふと思った。例え予定を立てても、雨、停電、断水、交通手段など、色んな予期せぬものがその予定の邪魔をする。明日、いきなり死ぬかもしれない。事実この前も、藪の中でトゲに刺さっただけで「大丈夫だよ」と言っていたおじさんが2週間後にぽっくり死んだ。また村では農業に従事している人がほとんどだが、収穫高も全然予想ができないらしい。多い時は50キロの袋10個だが、少ない時はバケツ1杯らしい。

日本とは大違いだ。日本ではほとんど全てが予定通りにいく。僕は大阪に住んでいたが、例えば8時に会社に着くために、7時20分の電車に乗る必要があるとすると、家を7時5分に出れば、ほぼ100%で8時には会社に着く。すごい。5分電車が遅れただけで、人々はブーブー文句を言うくらいだ。

停電もほとんどない。僕が生まれてから覚えている限りでは停電の経験は2回だけだ。ここでは、週に2回だ。水も止まらない。飲める飲料水が確実に蛇口から出てくる。予定通りにいかないことと言えば、ラーメン屋に行ったら臨時休業で休みだったとか、コンビニに行ったら食べたいプリンが売り切れていたぐらいのことで、ほとんど全てのことが予定通りに進む。日本は、ほぼ完璧にコントロールされた社会なのだろう。

こう考えると、カメルーンという国は、人間のしたいように社会をコントロールすることがまだまだできていないと言える。でも、なんかそっちの方が、人間らしいというか愛嬌があっていいと感じてしまう。もちろん、藪の中でトゲに刺さって毒で死んだり、治る病気でも薬が買えなくて死んでしまったり、出産の時に赤ちゃんが死ぬ確率も日本よりはるかに高いし、農業だって原始的で収穫高が安定しないので、そういう不安定な部分はもっと改善しなければと思う。でも、「雨か。じゃあ今日は仕事休み」とか「停電だなぁ、まあ仕方ないか」ぐらいの部分はあってもいいんじゃないかと思う。なんかそっちの方が人間味がある気がする。

日本ももっとのんびりした社会でいいのではないだろうか。もちろん、頻繁に停電するような不安定な電気に戻す必要はないけれど、5分電車が遅れただけで、いらだってブーブー文句を言うのもどうかと思う。日本もこれからもっと発展していくと思うが、人間ができることを完璧にできる社会というのも面白くないような気がする。ラーメン屋は告知なしに臨時休業をして、コンビニのプリンはしょっちゅう売り切れているような、ちょっとゆるくて人間味のある社会であってほしい。
posted by まっつん at 21:00| Comment(0) | 協力隊 思ったこと・考えたこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月27日

やっぱり健康第一(Rien n’est plus précieux que la santé)

病気からようやく回復しました。熱が出た翌日(昨日)には熱は下がったのですが、今度は吐き気もして何回か吐きました。何も食べられず苦しかったのですが、今日はようやく食べられるようになってきました。

原因は何だったのか?

まずは高熱なのでマラリアを疑いました。しかし検査キットの結果は陰性。そして39度が5日続いた前回に比べて、たった1日で熱が平熱に下がるのもおかしい。マラリアはもっとすごいのです。

サルモネラ感染の可能性も低い。セミナー当日もマヨネーズを味見しましたが、味見する前から体調がおかしかったからです。

では何か? これは僕の予想ですが、熱中症と胃腸炎の併発ではないかと思います。実はセミナーの当日はめちゃくちゃ暑かったのです。蒸し風呂のように暑い中、汗が吹き出て止まりませんでした。ここで軽く熱中症になったのかもしれません。そして我慢できなくて現地の水をもらったのです。セミナーをした隣村には井戸がないのでおそらくは森の中の湧き水だったと思います。翌日の吐き気はこの水だったかもしれません。

とにかく健康第一。異国で、しかも何もない村で病気になるのは本当に心細いです。
posted by まっつん at 21:00| Comment(0) | 協力隊 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月25日

マヨネーズセミナー、そして39.5℃(Séminaire de mayonnaise et 39.5℃)

今日はマヨネーズセミナーの約束の日。

セミナーの前に、村の人にさりげなく聞いてみました。
「ねえ、こっちの人って卵を生で食べる?」
「うん、食べるよ。病気の時なんかはいっぱい飲むよ!」
「それで、お腹壊したりしない?」
「えっ、なんで?」

ということで、カメルーン人はサルモネラ菌なんてへっちゃらなようです。外国人の我々がビビりすぎているのでしょうかね。


ということで一応安心してセミナーを開始。まず僕がやって見せて、そして今度は村の人がやりました。

mayosemi1.jpg

mayosemi2.jpg

マヨネーズは本当に簡単なので、村の人もスイスイっと作りました。そして原価が安い! 買うと1000セーファ(200円)とかしますが、自ら作ると約300セーファ(卵1個:75セーファ、酢・塩少々:数セーファ、オイル150ml:約200セーファ)しかかかりません。これは村の人のお財布に優しいですね。簡単で儲かる。これはなかなかいいかもしれません。


しかし、このセミナーの途中からだんだんと熱っぽくなってきました。そして帰って熱を測ると39.5度。昨年マラリアになって以来の39度台。苦しい。まさか本当にサルモネラ・マヨネーズだったか? いや、今日セミナーで味見する前から体調がおかしくなり始めました。何だろうかと思いながらこの日はぐったりと寝ました。
posted by まっつん at 21:00| Comment(0) | 協力隊 活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月23日

サルモネラ・マヨネーズ?(Salmonelle mayonnaise?)

今度、村でマヨネーズセミナーをすることになりました。次の活動を話し合っている時に、グループの女性から、「マヨネーズの作り方は知っている?」と聞かれて、「いや知らない」と答えたのだけど、でも手作りマヨネーズとかはよく聞くので意外に簡単なんじゃないかと思い、「いや、やっぱ作れるよ」と言い直して、マヨネーズ作りをすることになったのです。


そして今日、ネットでレシピを調べ、実際に作ってみました。

必要な材料は、
卵:1個
塩:少々
酢:大さじ1
油:150ml
のみ。

まず卵の黄身だけを取り出し、塩と酢をかけてよく混ぜ、油を少しずつ注ぎながら混ぜ合わせていきます。そして大体150mlぐらいを入れた時にふんわりとしたマヨネーズになりました。所要時間10分。初めて作ったのですが本当に簡単でした。

sarumayo1.jpg

sarumayo2.jpg


しかし、マヨネーズってほとんど油を食べているようなものなんですね。これ、カメルーン料理より油多いですよ。健康に悪そうです。

と、そんなことを思いながらも、とりあえず味見しようとした時に、ハッと気付きました。

「生卵やん…これ。。。」

そうなのです。カメルーンではサルモネラ菌混入の恐れ(卵の殻が怪しいそうです)があるので、卵を生で食べないようにと言われています。首都の韓国料理屋のビビンバも、かき混ぜるための卵が目玉焼きになって出てくるほど。

しばらく迷いましたが、意を決して味見をすることにしました。そしたら出来は上々! 普通のマヨネーズです。これでセミナーは大丈夫。でも、マヨネーズを広めて、サルモネラ感染も広めたなんてことになったら、シャレにもなりません。大丈夫かなぁ。。。
posted by まっつん at 21:00| Comment(0) | 協力隊 活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月20日

Mount. Cameroon Race of Hope

moncame1.jpg

いよいよレース当日です。

ただ、今年は半分応援のつもりで参加しました。去年より速く走りたいという気持ちもあったけど、去年下りで転倒しまくり、本当に怖くてひどい目にあいました。ダメージも大きく、ランナー寿命も10年ぐらい縮まったとも感じました。そして去年完走して自分自身の目標は達成しているし、やっぱりあの危険な下りは2度と体験したくないという気持ちが強くなりました。ということで今年は途中まで走って降りてきて、あとは他の選手の応援をすることにしました。


朝7時過ぎ、レースはスタート。応援のつもりと言っても一応出場するのである程度は練習してきたのですが、それでもやはり去年よりも走り込みが足りなかったのでしょう。去年、32分23秒で通過した山道の入り口まで今年は33分50秒かかり、1時間32分20秒で通過した第一ハットを今年は1時間40分53秒もかかりました。そしてこれ以上登ると下りが危険になるので今年はここで棄権しました。

その後は走って競技場まで戻り、大会を楽しむことにしました。ちなみに男子のトップは4時間36分、女子のトップは5時間21分でした。去年僕が頂上に到達したのが4時間26分。その頃にはもうトップの人がゴールしているなんて。恐ろしい脚力です。

moncame2.jpg

moncame3.jpg

レース開始から7時間、僕は競技場から出て、ゴールまで1キロ地点の沿道に出ました。ここで、帰ってくるランナーを数多く見ましたが、みんな顔が充実していました。そして1つ気付いたのが、カメルーン人選手は転倒のあとがなくユニフォームも白いまんまで帰って来るのですが、外国人選手はみんな真っ黒にして帰ってくるのです。転倒をした印です。僕も去年、周りのカメルーン人選手が転倒せずにスイスイと走りながら下山するので、それについていこうとして大転倒を何度かしました。思えば、カメルーンという国は坂が多く、僕の今住んでいる村でも、厳しい山道を子供の頃から頭に水を乗せて家まで何度も往復しているのです。だから山の上り下りのための足腰が子供のころから自然に備わっているのでしょうね。平地ばかりの便利な先進国で育った僕らとは違うわけです。


さて、そうこうしているうちにレース開始から8時間、隊員の1人が帰ってきました! この前、僕の村に遊びに来てくれたS君です。

moncame4.jpg
かっこいいので肖像権無視で載せちゃいました。ゴール手前1キロ。充実の表情!


彼は僕のように日本でマラソンをしていたわけではないけど、「日本に帰る前にカメルーン山マラソンに挑戦してみたい」ということで、半年以上前からかなり走り込んでいました。首都で一緒になった時などに何度か一緒に練習もしたけど、脚力がかなりできあがっていて、去年の僕より早いぐらいのタイムで走っていました。

「完走できるかもしれない」と思いましたが、ネックはマラソンなどの長い距離を走る経験がないこと。初めてマラソンを走る人は30キロの壁にぶつかると言いますが、本当にほんのちょっとしたことで30キロを超えてから急にガクンとペースが落ちます。マラソンというのは場数・経験がものを言ってきます。

おまけに彼にとって初のマラソン大会がこのカメルーン山マラソンということ。昨日の記事で冗談っぽく書いたけど、本当に世界屈指の過酷なレースなのです。「脚力はできているけど、果たして完走できるかどうか…」。期待半分、不安半分で帰りを待っていました。そんな彼が元気に走って帰ってくる姿を見た時は本当に嬉しかったです。去年、この大会を経験しているだけに、その苦しみとか全てが分かって本当に感動しました。S君、完走本当におめでとう!!
posted by まっつん at 21:00| Comment(0) | 協力隊 観光 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月19日

レース前から世界一過酷なマラソン(C’est le marathon le plus dur du monde avant la course)

moncamezen1.jpg

カメルーン山マラソンの季節が今年もやってきました。カメルーン山は標高4095m。これをふもとの町から頂上まで登って下ります。距離は往復で40キロ以上、高低差3000m以上、気温差は約30度、途中には傾斜40度にもなる岩場もあります。何かのいじめか拷問かのようなこのコースは世界一過酷と言っても過言ではないでしょう。


moncamezen3.jpg
ブエアの町並み。


moncamezen2.jpg
こんな先進国のようなアイスカフェもありました。


moncamezen4.jpg
ファッションもオシャレ。さすが大きな町です。


そして実は、カメルーン山マラソンが過酷なのはそのコースだけではありませんでした。その過酷さは前日から始まります。


まず、去年のカメルーン山マラソンの記事でも書いたのですが、ゼッケンを配る時間と場所が今年も不明。午前に健康診断を終わらせた僕ら(今年は日本人が4人参加します)は情報収集にあたります。そして14時。スタート地点の競技場に「ゼッケンは16時から○○センターで配ります」と張り紙が出されました。

moncamezen5.jpg

しかし、1人が16時にセンターに行ったのですが、町の中心からタクシーで10分以上のかなり離れた何もない場所で、しかも誰もいないとのこと。ということで彼は1度町に帰り、18時、今度は僕とその彼で再びそのセンターに行き、残りの2人は競技場で情報収集にあたってもらうことにしました。もしかしたら、配る場所が変わるとかはありえることですからね。

そして時間は過ぎ20時。センターにはランナーがあふれかえり、みんなゼッケンを待っているのですが、肝心のゼッケンを配る主催者が現れません。待っている僕らも、お腹は減るし疲れるし。そしたら、競技場に残っていた2人から情報が入りました。彼らはそのゼッケンを配る主催者と一緒にいるとのこと。しかしその主催者たちはホテルで前夜祭を開いているそうなのです。それで全然出発する気配がないとのこと。

そして20時半、主催者たちと一緒にいる2人から連絡が入り、外国人特権ということで日本人選手4人分のゼッケンをもらうことに成功したとのこと。ということで僕らもセンターから町に帰りました。


しかし想像するに、主催者がその後センターに行ってゼッケンを配ったのは夜の22時を過ぎていたのではないかと思います。16時に配ると告知しておいて、座る場所も何もない原っぱのような場所に選手を6時間以上も待たせるなんて本当に過酷。しかもゼッケンを今刷っていて遅れたとかならまだしも、2人の話だとゼッケンはすでにホテルに揃っていて、何で遅れたかというとパーティーをしていたからなのです。待っている間、選手はただ待つのみ。町から離れているので何か食べるお店も何もない場所なのです。選手にとって前日の夜はとても大事。いっぱい食べて体を休めて、睡眠も多くとりたいところです。しかしこの大会はそういう最終調整も満足にさせてくれません。なんと選手に厳しいのでしょうか。まさに世界一過酷な大会の名にふさわしいでしょう。

おまけに、もらったゼッケンなのですが、今年は参加賞のTシャツにゼッケンがプリントされており、選手はそのTシャツを強制的に着ることになります。しかしそのサイズが全員共通してXXL。1番大きい人に合わせたのでしょうけど、これじゃあ大多数の選手にとってでかすぎ。ブカブカ。これで走れというのも、これまた過酷ですね。


しかし、なぜ午前中の健康診断の時に病院にゼッケンを用意しておいて、受診したらゼッケンをもらえるというシステムにしないのでしょうか? なぜこんな簡単なことができないのか? あるいは配るなら配るで、なぜあんな遠いセンターを選んだのか? 町の中心にある競技場で配ればいいのに。全く意味不明です。まあ、そこがカメルーンらしいところでもありますけどね。ちゃんとした大会運営ができる国だったら、協力隊派遣の必要なんてそもそもないですもんね。
posted by まっつん at 21:00| Comment(0) | 協力隊 観光 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月16日

アリ三昧(Fourmi, Termite…)

今日はアリに始まり、アリに終わる1日でした。

まず午前中。

実は3日前に大雨が降って以降、どっかで冬眠していたのかと思うぐらいに虫が大量発生しているのです。そして、それらの虫をつかまえるためか、クロアリがかつてないぐらい活発に働いています。そして今日、ついにアリが僕の寝室にまで入りこんできました。しかも1匹2匹とかではなく、噛みついてくる強暴なアリが行列を作って部屋中を徘徊しているじゃないですか!? 痛い痛い! 足もチクチク噛まれています。

どっから入ってきたのかと巣を探しに部屋の外に出ると、共用部分のサロンはもっと大行列じゃないですか! そしてサロンの壁と床の隙間にアリの巣が無数にあるではないですか! 4カ月以上住んでいて、今日初めて気付きました。家にアリがいるくらいは普通だし、いても少数だったので、今までは全然気にならなかったのです。しかし今日の数は異常。人間が住める状態ではありません。

ということで、アリの巣に薬を撒き、アリの駆除を行いました。ざっと二千匹は天に召されました。ご愁傷様です。


そんなことをしていたら昼になったので仕事へ。今日は村の会議に出席。


そして夕方に帰ってくると、隣の家のお母さんがいっぱい捕まえた虫を見せてくれました。

これです。

termite1.jpg


テルミット(Termite/シロアリ)と呼ばれる虫だけど、普通のシロアリとは違って、体長2cmぐらいで細長く羽が生えています。この虫も、3日前の大雨以降、急に大量発生した虫の1つ。そしてなんで捕まえているのかというと、カメルーンではこの虫を揚げて食べるのだそうです。

そしていつものように晩ご飯に誘ってくれたので食べに行きました。今日のメニューはこんな感じ。

termite2.jpg

山芋の煮物と、うん? 左下のは? 拡大すると…、

termite3.jpg

おおおー!! テルミットです!! さっそくこんがりと揚がっています!!

思えば、カメルーンに来て人生で初めての食べ物をいくつか食べました。サル、ヘビ、アンテロープ、山嵐・野ウサギなどの小動物類がそうです。ゲテモノ系は結構得意です。

しかし虫は今日が初めて。最初、一瞬戸惑ったけど、思い切って食べてみました。

うん?? おぉー!! うまいっす!!
まるで小エビのような感じ。酒のおつまみにぴったり!
いやいや、これは本当においしいです! 見た目はちょっといけてないけど、スナック感覚で手が止まりません!


朝から晩まで、アリ三昧な1日でした。
posted by まっつん at 21:00| Comment(0) | 協力隊 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月15日

4日遅れの誕生日(Anniversaire prolongé)

カメルーンでは、誕生日は主役が周りの人をもてなします。日本では誕生日の人がプレゼントをもらったりしますよね。カメルーンでは正反対です。

僕の誕生日は青年の日(2月11日)だったのですが、朝から夕方まで村中がお祭りで、僕もそれをずっと見ていたので、自分の誕生日会を開く余裕がありませんでした。

なので今日、近所の人たちに料理をふるまうことにしました。


メニューは、インド風チキンカレー。チキンは昨日首都に行った際に買ってきました。

yokka1.jpg

出来栄えはこんな感じ。肉を入れるとカレーの味が引き締まりますね! なかなかおいしくできました。

そしてどうやらカメルーン人の舌にもあったようで、「タケシ、君は料理を知ってるね〜! おいしいよ!」と言って食べてくれました。


当たり前ですが、人にふるまって喜んでくれると、自分までとても嬉しくなります。プレゼントをもらって嬉しいのとはまた別の嬉しさ。誕生日だからこそ、日頃の感謝を込めてお世話になっている人たちをもてなして喜んでもらう。こういう誕生日のあり方もいいですね。すごく嬉しい誕生日でした!
posted by まっつん at 21:00| Comment(0) | 協力隊 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月14日

カメルーンでやりたいこと(Ce que je voudrais atteindre au Cameroun)

カメルーンでの残り期間も4ヶ月と少しとなってきました。

今までは、「日本に帰ったらうどんを食べて、ラーメンを食べて、カラオケに行って、ヨドバシカメラに行って…」などと帰ってからしたいことをよく考えていたけど、カメルーンでの残り期間が少なくなってきた最近はカメルーンでやっておきたいことを考えるようになってきました。

ということで今日はそれを書いてみようと思います。


<活動編>
・ドライフルーツのやり方を学びたい。
・化粧石けんのレシピを完成させたい。
・任地でイベントを行いたい。

<生活編>
・クラシックギターで今練習中の大きな古時計をマスターしたい。

<旅行編>
・リンベ(Limbe)の海に行きたい。いい海だそうです。
・メロン(Mélong)とチャン(Dschang)という観光地に行きたい。景色がすごくきれいだそうです。
・英語圏である北西部州(バメンダ、クンボなど)を旅行したい。北西部州は独自の文化があって面白そうです。
・カメルーンのちょうどど真ん中に位置するまぼろしの町、ヨーコ(Yoko)に行ってみたい。何がまぼろしかというと、地図で見るとヨーコは道路が書かれていない荒野にポツンと町の名前だけが書かれているのです。
なんなんだ、この町は? どうやって辿り着くのか? 冒険心をくすぐります。しかも名前がヨーコって、なんか気になる。
全くの謎の町でしたが、最近、このヨーコに行ったことのある人に出会いました。その人の話では僕の前の任地のンゴロから道があるそうなのです。前人未到。この言葉が僕をくすぐります。日本人は絶対に誰も訪れていないであろうこの町に行ってみたいです。

<その他編>
・自転車で同期Aの住むオンベサまでサイクリングをしたい(約40キロ)。
・首都の韓国料理屋でサムゲタン(要予約)を食べたい。この店、かなりうまいんです!


なんだかんだで、旅行が一番多くなってしまいました(笑)。まずは活動だけど、何とか時間を作って色々と見て回りたいです。
posted by まっつん at 12:58| Comment(4) | 協力隊 思ったこと・考えたこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月11日

青年の日(Fête de la jeunesse)

今日はフェット・ドゥ・ラ・ジュネス(青年の日)でカメルーンでは国民の祝日です。

青年の日は文字通り若者のための日。そして学生たちにとってはダンスなどの発表の場でもあります。

jeuness1.jpg

村ではまず前夜祭から始まりました。隣村の高校の生徒が、ダンスに歌に劇にと見せてくれました。なかなか凝った内容で面白かったです。



そして今日の本番。ンゴクサ村のメインストリートを舞台に、近隣の15校(幼稚園が1園、小学校が11校、中高校が3校)が集まりました。

会場に向かう人たち。
jeuness2.jpg

会場近くでは出店もこんなにいっぱい出ました。
jeuness3.jpg

こちら会場。
jeuness4.jpg


そして高校のブラスバンド部の演奏により、いよいよフェットの開始。
まずはデフィレと言い、メインストリートの行進から始まります。

ンゴクサ小学校の生徒たちのデフィレの様子。
jeuness5.jpg


次に各学校の出し物が行われます。ダンスをしたり、劇をしたり、楽しませてくれました。

jeuness6.jpg


そして時間を少し開けて午後3時、郡の学校別サッカー大会の決勝戦が行われました。試合は白熱して、終了間際に1点入って1-0という結末。手に汗握る面白い試合でした。

jeuness7.jpg



そんなこんなで、朝から夕方まで、今日は一日中フェット・ドゥ・ラ・ジュネスでした。前に、カメルーンのイベントは毎回「飲んで踊って騒ぐ」という同じパターンで面白くないと書いたのだけど、さすがに青年の日にはお酒は出てこず、生徒たちの出し物も一生懸命で、すごく楽しめた一日でした。変に儀式ばっておらず、今まで参加したカメルーンのフェットの中で今日が一番楽しかったです!

そして村人がほとんど総出くらいの人のにぎわいで、大人もこのイベントを本当に楽しんで盛り上げていました。村が一丸となって一つのイベントをやったという感じで、とてもいい雰囲気でした。


最後に、どうでもいいですが今日は僕の誕生日でもありました。29歳でカメルーンに来て、今日で31歳になりました。
今日、行進・劇・ダンス・サッカーと生徒たちの一生懸命な姿を見て、「若いなぁ、青春っていいなぁ」と思った僕はもうおっさんでしょうか?
いやいや、気持ちで負けていてはいけませんね。体力ではまだまだ負けない自信はあるし。

とにかく、誕生日がこんなに楽しいイベントの日で本当に良かったです!
posted by まっつん at 21:00| Comment(0) | 協力隊 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。