2009年05月29日

中間管理職のような立場(Comme le cadre moyen)

昨日、チャリでゆっくり進んでいると、活動先の隣村のニヤディンギで、村長を囲んで村の集会が行われていました。ニヤディンギは昨年の11月に生活調査のアンケートをさせてもらった村で、とてもよくしてくれる村です。

呼ばれたので少しだけおじゃまして、村長や村の人にあいさつ。そして立ち去ろうとした時に、村のGIC(住民グループ)の副代表の女性が声をかけてきたので2人で少し話すことに。
内容をかいつまんで書くと、不平・不満でした。

僕のもともとの要請内容は住民グループの組織化・強化、そして活動の活性化。そしてもともとの設定では配属先団体が地域で住民グループを組織させてそれらの支援を行っているということでした。
しかし、何個か住民グループの組織をしたはいいものの、その後の支援までにはいたっていません。しかも悪いことに、苗や資金の援助、そして販路の開拓も支援するとこのグループに約束していたようなのです。何の援助もなく、作った作物も売れず、2年間がんばったけどみんな落胆してメンバーも辞めていっていると言われました。
そして、「あなたも来てくれたけど、私たちには何もしてくれずに、配属先団体とだけ働いている。結局は日本の利益を配属先が独り占めしてるのね」みたいなことも言われました。

事実として、僕の今の活動は配属先団体のメンバーにPCMなどの村落開発の知識を教えること。配属先団体の意向として、地域での村落開発活動はカメルーン人である我々(配属先団体)がやりたいそうなのです。だから僕が村々でしようと思っていることを我々(配属先団体)に教えてくれと言われています。そこで僕は東京での技術補完研修や、この前のケニアでの研修の内容を教えています。

でも、住民グループの方にも誤解がありますよね。というのも、自分たちは援助してもらえると思っていること。だから、僕が日本から来て、でも配属先とばかり働いているので、日本から得られる利益を配属先が独り占めしていると思ったのでしょう。このように、援助してもらえるって思っていることは、「援助慣れ」の一言では片付かない問題だと思います。だって、この地域には援助なんてこれまで一切入っていない。だから援助に慣れていないのです。僕は、富める者から物や金をもらうというのはこの国の文化のような気がします。僕らは、「援助に頼らずに自分たちの力で発展するものだ」と言うけれど、相手からしたら、「何で持っているのにくれないの?」という感じで、常識外の行動に思われているかもしれません。

さて、配属先としては、僕が知識を伝え終わったあとにその知識を地域住民に普及していきたいと言っています。僕はそのことをその女性に伝え、「もう少し待ってください、また一緒に活動しましょう」と言いました。彼女もとりあえずは納得してくれたみたいでした。
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2009年05月28日

デジャ…(Déjà...)

今日は約2週間ぶりに自転車で任地へ。
久々の自転車でウキウキして快走していたら、左足のペダルがグラグラしだす。あれ?っと思いながらもそのまま走っていると、グラグラ度が増して明らかに外れそうになってきて、そして外れました。。。

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買って1ヶ月。チャリで活動先へ行った回数6回。走行距離は約240キロ。13万フランはたいて買ったのに節約できたお金は1万8千フランほど…(壊れた瞬間に真っ先にお金の計算をしてしまった僕は本当にケチケチです…)。有名なスコットのチャリと言っても所詮は中古。そして整備はカメルーン人。これぞカメルーンテクニック。やられました。日本では、コーナンで買った8000円のチャリがタイヤのパンクぐらいしかせずにずっと乗れたのを思い出します。ふむ、それにしても早い寿命でした。

いやいや、あきらめるのはまだ早い。ペダルを拾ってつけて、ゆるんだネジを六角レンチがないので持っていた部屋の鍵でしめます。そしたら500メートルぐらいはもちます。そんなこんなでペダルが落ちかけたらはめ直してを続けて、ゆっくりと活動先へ。そして活動先に六角レンチがあったので、一応復活しました。


活動先へは2時間30分かけてようやく到着。普通なら1時間20分、走っても1時間40分。結構時間がかかりました。でも、普段は見えていなかった綺麗な景色を見つけました。ゆっくり進んだおかげですね。まあでも、こんな毎日なので活動はあんまり進んでないですね。活動というよりかは毎日が自分発見みたいな感じ。僕は何をしに来たのだろうとたまに思いますが、アフリカだから仕方ないかとも思います。こんなもんなんでしょうか。

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2009年05月27日

迎えが来なかった…(La moto n'est pas venu me chercher...)

昨日もバイクで活動先に行ったのですが、どれだけ待っても迎えのバイクが来ませんでした。結局、活動先で泊まりました。でも、前の僕の部屋はもうすでに配属先のメンバーが使っているので、掘っ立て小屋に簡易ベッドと蚊帳を取り付けて寝ました。なかなかきつい。しかも、本やiPodなど、暇つぶしになるものが一切ない。でもなかなか眠くならない。ランプ灯りの中、天井を2時間見つめ続けました。いや、厳しい。
電気と水道、どっちも大切ですが、水道があって電気がない家と、電気があって水道がない(井戸は近くにある)家だったら、僕は確実に電気がある家を選びますね。

さて、今日は運良くバイクを見つけられてホテルに帰ることができました。そしてバイクタクシーのシベランがいたのでなぜ昨日来なかったのか聞きました。すると、全然違う方向に行くお客さんがいて、多くお金を払ってくれたのでそっちに行って、僕も帰ってこれずにそこで泊まったんだよって、なぜか自分も被害者のような口調。まあ、正直に理由を言うところがかわいいですね。そしてこんなのは慣れっこというか、別に腹も立ちませんでした。そういえば最近、なんか色んなことに対してどうでもいいやって思うようになってきました。いいのか悪いのか、カメルーン人化してきています。まあこうやって無事に帰ってきたので、それでよしとしましょう。
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2009年05月24日

友人シャール宅へ(Chez Charles)

この日は、2月にンゴロに来た時にたまたま出会ったシャールという村の小学校の校長先生の家に遊びに行きました。校長先生と言っても34歳。お兄さん感覚のとてもいい人です。
(出会った時の記事:
http://takeshi211.seesaa.net/article/114776968.html

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(ちょっと見えにくいけど、右のお兄さんがシャール。
左の人は近所に住む憲兵の隊長。)


彼の家で昼ご飯をごちそうになり、そしてしばらく話したあと、マンゴーでも取りに少し散歩しようということになりました。そこは僕がまだ行ったことのない地域。最初は暑かったのですけど、森に入ると急に気温が変わって、「森だ」って肌で分かるぐらい。心地よくて森林浴にぴったりといった感じです。そしてその森を抜けてサバンナへ。さらに歩いて、シャールの知り合いの家へ。そこはマンゴーの木だらけで、マンゴーは山ほどなっています。そこでマンゴーとレモンもあったのでそれももらいました。

森林浴の森。
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森のあとに広がるサバンナ。
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シャールの知り合い宅。風情のあるところです。
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しかし、少しの散歩(Un peu「少しの」という表現を使ったよ)と言うので往復で30分ぐらいかと思ったら片道が1時間以上でした。帰りはマンゴーを持って帰ったのでさらにしんどかったですが、すごくゆったりした時間を過ごして、いい日曜日でした。
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2009年05月22日

3回目のモト(Je pars avec la moto 3 fois par semaine)

自転車を買ってから気づいたのですが、自転車に乗れる機会は意外に少ないです。気温30度に達しない避暑地のようなカメルーンですが、それでも真昼の太陽は強烈。ということで、自転車での長距離移動は朝の9時までか夕方16時以降じゃないと体力的に厳しいです。しかも僕の任地は雨が降ると粘土状になる土の道なので、道が乾いている時しか乗れません。そう考えると、特に雨季のカメルーンでは、「よっしゃ、今日は行けるぞ」という日が少ない。

今日もそんなこんなでバイクで行くことにしました。シベランに頼んで13時に迎えに来てもらうようにしました。今週は3回活動先に行って、3回ともバイクですね。しかし、この日はシベランが14時になっても来ない。どうしようもないので違うバイクで行きました。

そして帰り、いつもはシベランに迎えに来てもらっているのですが、この日はどうやって帰ろうかと思っていたら、「ずいぶん待ったよ」とか言いながらシベランが外に立っているではありませんか。最初の約束をすっぽかした責任を感じたのでしょうか。なにはともあれ、無事に家まで帰ることができました。
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2009年05月21日

バイクで星(任地のバイク事情も合わせて)(Les étoile de la moto)

この日は、前日の夜から明け方まで雨が降ったため道がドロドロ。とてもチャリでは通行できないため、バイクタクシーで活動先に行きました。

いつも僕を連れて行ってくれるのはシベランという名前の運転手。時間にルーズなのはこの国の国民性みたいなものなので、彼も例にもれず約束時間の1時間後とかに現れることもしばしばですが、とてもいい奴で、そして60キロ以上出さず運転が確実なので安心できます。

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ホテルのオーナーや村の識者たちは、バイクタクシーはちゃんと選ばなくちゃならないと口を揃えて言います。そんなホテルのオーナーのおすすめがこのシベラン。引越後、バイクでの移動はいつも彼に頼んでいます。活動先までも、通常は往復3000フランのところ、2500フランという友達価格で行ってもらっています。

ホテルのオーナーや村の識者の話だと、ンゴロ郡でのバイクでの死亡事故や大きな事故は多いみたいです。特にバイクタクシーの運転手は無免許の10代の若者が小遣い稼ぎでやっているのが多く、そういうのが事故をよく起こすみたいです。僕もこれまで知らずに色んな運転手のバイクに乗りましたが、100キロ近いスピードで爆走するのもいました。
僕は首都に上がる際など、隣町のバフィアでもバイクに乗りますが、交通量の多い町だけあってちゃんと秩序があり、みんな40キロぐらいのスピードで安全運転。安心して乗っていられます。それに比べると、ンゴロ郡は交差点の全くない一本道。交通量も少ない。だからこそ、みんな無秩序にブンブン飛ばすのでしょうね。

さて、この日はいつもようにシベランが約束の17時になっても活動先まで迎えに来ず、かなり遅れて到着。しかも、何かトゲを踏んだらしく後輪から空気がもれているようなのです。とりあえず、空気が抜け切る前に、シベランだけ先に隣村のニヤディンギに行ってもらって修理してもらうようにしました。僕はあとを追いかけて歩いてのんびりとニヤディンギへ。そしてすっかり日も暮れた19時すぎに、ようやくパンクの修理が終了。

さて、この日のクライマックスはこれから。夜空が本当にきれいなのです。安全運転のシベランの後ろで安心しながら、上を向いて満天の星を眺めながら帰りました。ジャングルの木々と星空が織り成す何かのショーのようで、家に着くまでの約30分、本当に感動しました。
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2009年05月20日

カメルーンの日(Fête Nationale)

今日は国民の祝日。カメルーン統一記念日(Fête Nationale)。オンベサではデフィレ(行進)が行われるということで朝早くから人が集まっていました。僕は活動先での仕事があるのでデフィレを見ずにオンベサを出たのですが、僕が住むンゴロに着いた時、ンゴロでもちょうどデフィレが行われていました。ンゴロ郡中のいろんな団体がプラカードを持って、高校野球の入場行進のように行進していました。

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2009年05月19日

任地に帰れず(Je ne peux pas rentrer au village.)

今日は首都から任地に帰る予定の日だったのですが、乗ったバスが遅くて後続のバスにも途中で抜かれる始末。色んなところで止まったりしていて、いつもは中継地点の町・バフィアまで2時間以内で着くはずがなんとこの日は3時間かかりました。

バフィアに着いたのが夕方6時前。川渡りは6時で終了らしいし、川まで行って運良く川を渡れたとしても、川を渡ったあとのバイクが暗闇の中での走行となってかなり危険。ということで急きょ、バフィアの隣町のオンベサに住む同期隊員あっちゃんのところで泊めてもらうことにしました。

オンベサは通算3回目。いきなりの訪問だったにも関わらず、食事など用意してくれて、あっちゃんありがとう! そして同じ村落隊員なので活動の話などもできて、有意義な時間をすごすことができました。
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2009年05月16日

のんびりできる場所(Le place que je peux être à l'aise.)

この日は午前中に買い物。そして午後は浜辺に繰り出しました。
少し泳いで、あとは浜辺でのんびりと日焼けなど。いい時間を過ごしました。

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さて、今日訪れた浜辺は同期隊員のしんじがのんびりしたい時に訪れる場所のようで、海を眺めながらのんびりと読書などをするそうです。こういう場所って大切ですよね。自然の中でゆったりのんびりできて、本当にいい場所だなと思いました。

僕にとってこういう場所ってあるかなと、ふと思いました。部屋ではのんびりできるけど、日当たりも風通しもいまいちで、ずっと部屋にいると湿っぽい気分になる。自然の中でと考えると、僕の任地は自然だらけではあるけど、森林なので虫が多い。外でのんびりなんてしていたら、虫に刺されまくってとんでもないことになるだろうし、虫がブンブン寄ってくるので気が散ってのんびりした気分にもなれない。そう考えるとあのクリビの場所は虫も来なくて本当に貴重。僕も任地で、秘密の隠れ家的ないい場所を探したいなと思いました。
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2009年05月15日

バスが溝にはまって…(Le car s'est pris dans le fossé...)

今週末は同期隊員・しんじの任地へ遊びに来ています。前にも紹介した海の町クリビです。僕の任地からはかなり遠くて、朝7時に家を出て、着いたのは午後5時でした。実際にかなり遠いのですが、もうちょっと早くつけたと思います。ではなぜこんなに時間がかかったのかというと、途中でなかなかないであろうハプニングに遭遇したからでした。

この日はいきなり何か起こりそうな予感が。というのも、川渡りの時にカバが現れたのです! 船頭さんが「Hippoだ! 写真撮れ!」というので目をこらすと遠くに小さな点が。でも本当に水の中にもぐったりして動いています。はっきりとは見えなかったけど、国立公園にしかいないようなカバがこんなに近くにいるなんて驚きです。

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二つ見える黒いのがカバ(?)です。

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ちなみにこんなカヌーに乗っています。


さてクリビに行くには、まず首都のヤウンデに出てバスを乗り換える必要があります。その首都に出るまでの長距離バスでハプニングが起こりました。普通にコンクリートの幹線道路を走行していたのですが、前の車が横の土の道に次々と迂回をし始めます。理由は大きな木が道をふさいでいるから。当然、僕の乗っていたバスも土の道に入りました。しかし、前日に雨が降ったらしく道がものすごく滑ってスリップしまくり。道も狭いし、水の流れが道を削ったらしく道は溝だらけ。そして案の定、スリップした瞬間にガスンと溝にはまりました。バスは完全に身動きできない状態。全員降りて、みんなでバスを押しました。

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30分くらいで何とかバスは溝から脱出。みんな喜びの表情。そして「さて、出発だ」とバスに乗り込もうとした瞬間、何と後ろのバスが溝にはまりました。乗客みんなで顔を見合わせます。「どうする?」「後ろのバスにも乗客がいるから、彼らで何とかするんじゃない?」「いや、後ろのバスの運転手は俺らのバスのために一生懸命手伝ってくれた。俺らも力を貸そうじゃないか!」ということで後ろのバスもみんなで押すことになりました。結局、後ろのバスのはまり方はかなりひどくて全然抜け出ないので、「まあ30分手伝ったからいいか」と僕らのバスは先に出たのですが、カメルーン人、熱いですね、優しいですね。

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こちら溝に落ちた後ろのバス。


ということでこんなハプニングにも負けず、無事にクリビに到着しました。地平線に沈み行く太陽を眺めながらレストランで食事しました。

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