2009年01月31日

切れかけた(Fâché)

首都に来ている配属先のメンバーと今後の活動計画について相談しました。だいぶ内容が詰まってきて、それを行う日にちなども具体的になってきました。

そしていい感じに会議が進んだその最後で、配属先が一言。「JICAは負担してくれるのか?」。この活動を行うには各村を訪れるための交通費(ガソリン代)と、訪れた時は長くなるので食べ物が必要です。その交通費と食費の負担のことです。もし僕の分のガソリン代や食費を求められたら払うつもりです。でも配属先が求めているのは僕の分のみならず配属先の負担分もです。配属先の言い分はこう。「これは君のために計画した活動だからJICAがお金を払うのが当然だ。もし払われないならこの計画はしない」だって。いやいや、僕のための活動じゃなくて、あなたたちが地域を発展させたいと願うからこその活動のはずです。だからボランティアを要請したのだと思います。別にJICAがこの団体にお願いしてボランティアを派遣させてもらったというのではないでしょう。この団体が地域を発展させたいのは嘘なのでしょうか。いつも温厚な僕は普段もあまり怒ったことがなく、この日も温厚に平静は装っていましたが、正直手に持っていたボールペンを折りかけたくらいはらわたが煮えくり返っていました。

会議のあとも、たまたま今、JICA大阪からフリーペーパーへの記事の依頼が来ていたので、いい機会だしやってみたいなとちらっと話しました。すると、「それによって日本のNGOなどから(配属先に)お金の援助があるのか?」と聞かれ、僕は「それは当然ないけど、カメルーンのことをあまり知らない日本人がカメルーンのことをよく知れるいい機会じゃないですか?」と答えました。そしたら「結果(お金)が得られない活動は意味がない」とのこと。はい、さすがに言葉を失いました。この団体とこの先やっていけるのか不安、というか無理かもしれん。うん、がっかりした1日でした。
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2009年01月30日

日本の心(Cœur japonais)

JICA事務所の所長が年末の紅白歌合戦のビデオテープとテレビを隊員連絡所に置いてくれています。せっかくなので2日間かけて紅白歌合戦を全部見ました。

日本にいた頃、紅白歌合戦はほとんど見なかったので、全部通して見たのは生まれて初めてだったかもしれません。

見ていて感じたのは、日本は平和そうだなあということと、演歌が心に染み入ることです。演歌っていいですね。そしてうまいですね。最後の氷川きよしなんて一緒に泣きそうになったし。なんかすごく感動しました。
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2009年01月29日

すてきな出会い(Très bonne rencontre)

久々に首都に上がってきました。第二号報告書の提出のためです。

さて、今日は同期の村落隊員の紹介で、農業省の地域開発課の村落開発専門家の方とお会いしました。46歳の気さくなおばさんです。あっ、当然カメルーン人です。

すごく熱い心を持った人で、何時間も熱心に農村開発について語ってくれました。そして、農村開発の知識もそうなんですが、それよりも素朴な人柄というか、真っすぐな人間性というか、純粋というか、「ああ、こんな人がいるんだ」と本当に感動しました。

今日はもう一つすてきな出会いがありました。なんと、カメルーンでインドカレー屋さんを発見しました! 僕はインドカレーが大好物なのです。
食べてみるとちゃんとしたインドカレーでした! 値段は日本円で1000円くらい。こちらの相場では少し高いですけど、これから常連になることは間違いありません。また首都で一つ、癒しのポイントが増えました。

さらにもう一つ忘れてはならないのが、20年度3次隊。もう3次隊が来ています。カメルーンに来て7ヶ月、何もしていないのにまた1つ先輩隊員になってしまいました。今回の3人は協力隊2人とシニアの方が1人です。よろしくお願いします!
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2009年01月18日

極めるならとことん…(Poursuis profondément…多分仏語まちがっている…)

日記をつけているのですが、よく登場する単語が「ギター」。「夜はギターの練習」とか「ギターは楽しい」「ギターが熱い」など、日記の最後にギターのことを書いて締めくくるパターンが多いです。

さて、だからギターをとことん極めてやろうという話ではちょっとなく、ギターを弾いている場所の話。もちろん自分の部屋ですが、部屋の模様替え前までは椅子に座って弾いていました。でも今は床のマットレスの上で弾いています。それに3本のろうそくを合わせてこんな感じ。

rosoku.JPG

なんか怪しい儀式が行われそうですが、ただギターを弾いているだけですよ。
ろうそくは前の首都滞在時に買いました。ちょっとシャレたろうそく立てとアロマキャンドルです。どうせ電気がないんだったらとことんまでそれを楽しんでやろうと思ったわけです。

ろうそくはいざ使ってみると本当にいいですよ!
本を読むときはさすがに暗いけど、白い電球の明かりは淡白で味気ない。ランプは、何か機械的で炎の量も一定でおもしろ味がない。ろうそくは、一番暗いんですけどいい香りも出るし、ゆらめく炎が心を落ち着けてくれます。そんなろうそくに囲まれながらギターを弾くと本当に気持ちよいです。

こんな感じで、だんだんと電気のない生活を前向きに楽しめるようになってきました。
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2009年01月17日

ンゴロまでランニング(Jogging à Ngoro)

カメルーン山マラソンが迫ってきました。本番の約1ヶ月前なので「今日は長い距離を走ろう」と思い、郡の中心のンゴロ村まで行って帰って来ることにしました。片道18kmぐらい、往復で36km、いい練習です。しかしちょっと寝坊して出発が9時頃になってしまいました。これが運命の分かれ道でした。

ngororunning.JPG

ンゴロへは上の写真のようなところを1本道でずっと進みます。途中、5つの集落を通り過ぎてンゴロへ到着するわけです。8月の赴任当初、ランニングで隣の集落に入るとメチャクチャ驚かれて、子供に逃げ惑われて大変な騒ぎになりかけたのはいい思い出です。でも今はずいぶんと僕の存在が知られたようで、誰も驚かないし、知らない人からも「タケシ〜、ジャポネ〜、Du courage(がんばれ)!」と言われたりして元気をもらいながら走りました。

そしてンゴロへ到着。水分補給していよいよ帰りです。でも時間はもう11時。僕の任地は涼しくて27,8度くらいにしかならないのですが、直射日光はやはりすごい。走っていると汗が噴き出して、手持ちの水もすぐになくなりました。途中の集落の井戸で水分補給したもののまたすぐに水がなくなり、走り始めて3時間ぐらいのところでストップ。30kmぐらいは走ったと思います。しかしアフリカの日光をなめていました。ものすごい体力の消耗でした。幸い知り合いのバイクが通りかかったので、家まで乗せてもらって帰ることができました。
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2009年01月15日

何しにボランティアに来たのだろう?(Est-ce qu’on a besoin de moi comme volontaire ?)

昨年12月から今後の僕の仕事について配属先の団体と会議を何回か行っているのですが、意見は対立したままです。そもそもの、開発というものに対する意識の差が大きいことが原因でしょうか。具体的に仕事の内容を詰める段階にまでもいっていません。お互いの考え方を言い合っている状態です。

僕の意見は、参加型開発の正論のような感じ。僕もずっとここにいるわけではないし、JICAだってここに永遠に隊員を派遣するわけではない。だから隊員がいなくなるまでの間に地域住民の自主性を伸ばして、彼ら自身の手で開発をやっていけるようにすること。キャパシティー・ディベロップメントという言葉もあります。

そして参加型開発では結果よりもプロセスを重視します。別に大きな活動をいきなりする必要はなくて、最初はお金のかからない小さな活動からでもいいんです。何か大きな結果が伴わなくても、小さな活動を積み上げていって、小さな活動のプロセスからノウハウを学んでいって、少しずつ発展する。
例えば、大学の文化祭で焼きそば屋を出すことになりました。でも赤字でした。でもその失敗を活かして翌年は黒字でした。これはつまり学生たちが学んで成長したということでしょう。簡単に書くとこんな感じです。これが文化祭ではなく農村開発だということ。地域の活動や住民グループの活動を通して、最初は小さな活動でも少しずつ学びながら発展していく。そしてそのサポートをするのが僕の仕事だと考えています。具体的にどんな活動でとは配属先にまだ言えてないんですけど、概念としてはこんな感じです。
カメルーンは小学校教諭の隊員も多いんですけど、これも基本は同じじゃないでしょうか。カメルーンの先生たちもよりよい授業・教育をしようと日々試行錯誤していると思います。それを一緒に活動しながら伸ばしていけるような活動。キャパシティー・ディベロップメント、基本は同じですよね。

さて、配属先の活動はこれとは逆です。まずキャパシティー・ディベロップメントなんていらないと言います。住民は開発できる能力をすでに持っていると言うのです。小学校教諭で考えると、「私たちは立派に授業できるから、わざわざ君がしなくていいよ」という状態。お払い箱ですが、でもこれはいい事です。だってこういう状態になることが多分ボランティアの最終目標だから。でももしそうならもうこの地域にはボランティアは必要ないってことでしょうか。じゃあなぜ僕はここにいるのか? 配属先がボランティアを要請した背景は?

そう考えている間にも配属先の人たちはだんだんヒートアップしてきて止まりません。「キャパシティー・ディベロップメントが必要だという結論を出した君の調査がおかしい。そもそも、もう我々はこの地域のことをよく知っているのだから、君が調査する必要はない。調査とか言って村を訪れて、おしゃべりして、空手を教えて、それが活動か?」と言われ、さらにはJICAの批判もし、そして「君はこの5ヶ月で何をもたらしたか? 何もないじゃないか!」と文句まで言われました。

ここまで来ると建設的な議論じゃなくて文句の言い合いというか、幼稚なけんかというか。なんだか悲しいです。何しにボランティアに来たのか。別に人とけんかしに来たわけじゃないです。農村開発に少しでも力になれればと思って来たのですが、活動に理解が得られず文句を言われ非常に残念です。

そして今日、配属先の主要メンバーが別の仕事で首都に帰りました。残った家族の人たちは相変わらず優しい。これには救われます。次にメンバーが帰ってきたら議論の再開です。それまでにじっくり考えようと思います。JICAを仲介しようかなとも思います。僕のフランス語力は全然だし、このまま下手して物別れに終わるのもどうかと思います。

野田直人さんの「開発フィールドワーカー(築地書館、2000)」。この本を時折読み返します。「ああ、今の僕はこの視点が欠けていたなあ」と自分を戻してくれる、そんな本です。この本の中にこんな記述がありました。
「仕事が思うようにいっていないとこぼす開発ワーカーに、なぜうまくいかないのかを聞いてみよう。『カウンターパートが悪い』『住民が悪い』『日本の援助システムが悪い』『国の政治が悪い』『天候が悪い』などなど、多くの場合『○○が悪い』という答えが返ってくる。しかし不思議なことに、この○○の中に『自分』という単語を入れる人はめったにいない。(中略)自分以外に原因を求める人には、基本的に問題解決能力がないと考えてよい。なぜなら、問題が自分でコントロールできないところにあるのであれば、自分では解決しようがないではないか。お膳立てが整っていないところでは仕事はできない、と言っているようなものであるし、そのように恵まれた状況があるなら、多分開発ワーカーが出かけていく必要などは存在しないことだろう。」
確かにそう思います。自分で今の状況を改善できるように努力したいと思います。そして自分の言動にも何か非があるはずなので、それも改めていきたいです。
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2009年01月13日

ンゴロで買える野菜は?(Quel légume on peut acheter à Ngoro ?)

今まで、昼と夜ごはんの二食を配属先から提供してもらっていました。任地がちょっとへんぴな場所にあり、食材調達が難しいだろうというのが理由。でも1月から夜だけにしています。つまり朝と昼は自炊です。

自炊の理由は様々あります。カメルーン料理はおいしいし、配属先はベジタリアンで普通よりも健康なカメルーン料理なのですが、それでもやはり脂肪分がめちゃくちゃ多いのです。オイルで味付けするのでオイルを日本食でのミリンかショウユのようにドバドバ入れます。もう既にお腹が出てきているし、このオイルに慣れていない僕が2年間これを食べ続けたら…、というのが1つ。一食だけならまあ大丈夫でしょう。
あとは食事代を払っているけれども、自炊する方が確実に安いこと。そして何より料理をする喜び。自分で好きなものを作れるし、気分転換にもなります。

ということで今日は火曜日。郡の中心のンゴロ村で週一の市が立つ日なので出かけました。
今までは市に日用品とかを買いに行っていたのですが、食材調達で行くのは初めて。何が売っているのかと見てみると、やはり多いのが地元の野菜。キャッサバとヤム芋はよく見かけました。そしてトマトと玉ねぎ、しょうが、にんにく、オクラも意外と多かったです。
1人、他とは違う野菜を並べているおばさんがいました。キャベツや長ネギが置いてあります。珍しいです。でも聞いてみるとニンジンは売り切れたそうです。残念。
そしてどこを探してもなかったものが、ピーマンとジャガイモとサヤインゲン。まあでもとりあえず、一通り揃えることができました。

そしてうれしい発見。パンを売っている出店が1つありました。ンゴロ郡にもパンがあるなんて!! 実は首都でハチミツを買ったので、これから朝はリッチにハチミツパンです!
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2009年01月08日

部屋の模様替え(J’ai changé la disposition d’une pièce)

moyogae.JPG


新年が明けて任地に帰ってきました。そして今日さっそくしたのは部屋の模様替え。ベッドの位置を動かして、新しく買った薄めのマットレスを床に敷いて、日本みたいに床に座れるようにしました。ちょっとスペースができて広く感じます。そして蚊帳もJICAからもらったピンク色のを外して買ってきた白色のに変えました。

でも実は床も白なので、白で揃えすぎてちょっと病院みたいです。もうちょっと何とか工夫してみます。
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2009年01月07日

2度目のオンベサ(Deuxième visite à Ombessa)

任地に帰る途中に通る村、オンベサ。同期村落隊員の任地です。今日はここに寄っています。まず彼女のカウンターパートの人とあいさつ。優しいおじさんという印象です。そして村の中心のマルシェに行って少し買い物をしました。こんな感じです。

ombessa2kaime.JPG


そういえば、自分の任地のンゴロの写真をあまり撮っていません。自分の任地はなぜか撮りにくいんですよね。カメラを出しにくいのです。旅行先だったらバンバン出せるんですけど。今度、誰か来た時に撮ってもらうことにします。
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2009年01月05日

ちょっと一息(Un peu de repos)

年末から、語学講座に隊員総会、そして山に行って。何だかんだで息つく暇もなかったので今日はちょっとゆっくりしました。

お昼、銀行に生活費を下ろしに行ったついでにヒルトンホテルへ。同期隊員とゆっくりランチを楽しみました。でもヒルトンなのにそんなに高くない。3000CFA(600円)でおいしいパスタが食べられるのです。のんびりといい時間をすごしました。
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